ハピナビコラム

結婚式ってすばらしい

昭和~平成の時代は結婚式と結婚披露宴を併せて行うことが多数派でしたが、時代の移り変わりとともに結婚や結婚式に関する文化や考え方が大きく変化しました。コロナ禍をきっかけに、身近な人が結婚式や結婚披露宴を行わなかった、といったお話しもあったかもしれません。
2023年のインターネット調査では、およそ61%のカップルが結婚式を執り行い、13%ほどの方たちがフォトウェディングを行ったという統計があるそうです。結婚式とは笑顔にあふれる、とっても幸せなものです。様々なかたちの結婚式を開いた先輩たちから「結婚式のリアル」を伺いました。

 

【コロナ禍での結婚 Aさん(女性)の場合】

わたしは2021年に結婚をしました。当時はコロナ禍まっただなかで、夫の親族に医療・福祉のお仕事をする方もいたため、たくさんの人を招いて会食をする結婚披露宴の開催は考えていませんでした。
それ以前に、夫婦とも予算や会場、内容などに全くの無知であったため、まずは情報を集めたほうがよいと考え、民間のブライダル情報センターへ相談に行きました。そこで式場を備えたホテルを勧められたので一度足を運び、ブライダル担当者からお話を聞くことに。

担当者と相談のうえ、近しい親族だけを招く挙式と食事会を執り行うことに決めました。挙式は和装で、神社の宮司さんを式場に招く神前式を選びました。食事会もホテル内のレストランを利用するため、食事の好みやアレルギー等細かいところにも対応してくれ、とてもありがたかったです!

その後も式の日程決め・参加者へのお土産選定・衣装決め・当日の流れ確認などを経て、初回に足を運んだ時から最後の相談まで2~3か月、およそ5~6回は打ち合わせをしたと思います。わたし自身がレンタルの衣装を選ぶまでにあまり悩まなかったので短く済みましたが、ここで迷うカップルだともう少し時間がかかるそうです。

挙式・衣装やメイク・食事会とお土産代・撮影費用など全て含め、およそ60万円程度だったかと思います。

式当日は6名の親族にご列席いただきました。朝早くからの準備でしたが、ブライダル担当者や式場スタッフの皆様のお陰でとどこおりなく挙式と食事会が済みました!
たくさんの「おめでとう」を言ってもらえたことが印象に残っています。もちろんわたしたち夫婦も幸せな時間を過ごすことができましたが、結婚によって身近な親族たちが喜んでくれたことが一番嬉しかったかもしれません。

 

 

 

【思い出の場所での結婚披露宴 Bさん(男性)の場合】

コロナ禍が明けてしばらく経った、2024年に結婚式と結婚披露宴を行いました。式場はプロポーズ場所でもある、ホテル・レストラン等も兼ねている思い入れのある会場を選びました。伝統と格式ある式場であったため、スタッフの皆様にはきめ細かく対応していただき、感謝しています。

結婚披露宴は参列者が80名ほどと比較的大きな規模での開催となったため、ゲストに関する準備ももちろんのこと、披露宴で紹介する動画の作成もあり、打ち合わせ以外の準備時間も多かったです。およそ4か月前から、月1回ほどのペースで式場とは打ち合わせや相談を重ねていました。いま振り返ってみるととても充実した時間でしたが、仕事等との兼ね合いで疲れ切ってしまうことも正直ありました。

ただ、迎えた当日は「頑張って良かった」と素直に思える式となりました! 披露宴で新郎新婦席から望める、お互いの親族や友人が一堂に集まって笑顔で自分たちを祝福してくれている光景は、結婚式を行わなければ絶対に知ることができないものです。
やはり両家の親が喜んでくれたのは自分にとっても嬉しく、親孝行にもなったのではないかと思います。また挙式を通し、結婚とはいろいろな人に支えられたうえでするものなんだ……と感じ、責任感で改めて気が引き締まりました。

結婚式と披露宴、併せて400万円程がかかりました。ただご祝儀をいただき、費用の半分以上はまかなうことができました。結婚式にあたり、時間やお金は確かにかかりましたが、やったことに後悔はありません! 一生の思い出になりますし、経験にもなるため、やって良かったと思っています。これから入籍や結婚を予定されている方の参考になれば嬉しいです。

 

結婚式を行った人の経験談、参考になりましたでしょうか? 幸せな結婚の形をパートナーと一緒に考えてみましょう。