初対面での印象度アップと心がけ

プリオホールディングス㈱運営 銀座アヴニール 結婚カウンセラー
（株）プリオウエディングスG&N/T&S　婚活担当 金井三千代 氏

ご縁をつなぐ＝「この人にまた会いたい」「彼（彼女）のことをもっと知りたい」と異性から興味を持ってもらうためにはどのようなことが大切でしょうか。初対面の印象をつくる要素で順番をつけますと、１位『視覚情報』２位『聴覚情報』３位『言語情報』となります。
人と人との出会い、とくに初対面では、出会った瞬間に目の前にいる相手のことを“わずか数秒”で好感が持てる人か持てない人かを決めているといわれています。この数秒でできることを想像してみてください。「はじめまして」とご挨拶したその瞬間、パッと目に入る情報としての、容姿（姿勢）や服装、挨拶の仕方、そのときどのような表情をされ、視線はどうであるか ―― いわゆる『見た目』でこの短い時間でも相手のことを判断しています。人はもちろん中味・内面が大切ですが、初対面ではすぐに内面まではわかりません。もしも初対面の相手から「自分の中味を見てほしい」と言われましても、視覚的に「ちょっと無理」「この人は嫌」と判断されたらそこでシャットアウト、「また会いたい」には絶対に繋がりません。それはとてももったいないことです。

だから、第一印象を大事にする7割を占めるといわれる『視覚情報』を好印象にすること。
さらに相手の印象が決まるには、視覚情報の次に、『聴覚情報』があります。ひとまとめに「話し方」と言ってもよいでしょう。声質、声の大きさ、話すスピード、口調などのことですが、まさにその人の性格や人柄が伝わってまいります。好みの声質や話し方をする異性には自然と惹かれます。相手に話をきいてもらえているという心地よさも好感がもたれます。ご自分の話し方をチェックする方法として、普段の会話でご自分が話されている様子を録音して聞き直してみますと気づくこともあります。初対面の場合は、何を話すかという『言語情報』（話の内容）よりも、視覚情報と聴覚情報で決まるということに意識して魅力的に映る自分磨きをしてまいりましょう。

最後に、印象度アップには男性でも女性でもまずは清潔感そして包容力が重要です。初めてお会いしたとき、姿勢を正して「笑顔」「明るく」挨拶をすることが基本です。そのあとの会話中でも同じこと。相手を受け容れるという態勢、そして異性との出会いでは、目の前にいる異性に対して“今日はありがとうございます”という相手に対しての敬意、その心持ちがありますと、自然とそのあとの会話の中でもご自身の内面の良さがにじみ出て相手に伝わるのではないでしょうか。印象度を上げることは一朝一夕では身に付きませんので日々の生活の中でも意識して自分自身を磨き鍛えていくことが大切なのです。

今後、こちらのコラムでは、異性に好感をもたれる具体的な内容で、男性対象に身だしなみやファッションのこと、女性対象にメイクやヘアスタイルのことなどをお伝えしてまいります。